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紅葉狩りの意味や由来は?どうして『狩り』と言うの?

2016/07/30

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秋も深まってくると、
木々の色が変わり、
山々を赤々と染め上げますよね。

そんな幻想的な風景を楽しめる
秋の恒例行事の「紅葉狩り」

今年こそは
紅葉狩りに行きたと思っている
そこのあなた!

どうして紅葉狩りと言うか知っていますか?
なぜ『狩り』という言葉が
使われているのでしょう?

今回は、知ればより紅葉を楽しめる、
紅葉狩りの意味や由来について、
教えますね。

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紅葉狩りの『狩り』の意味や由来

紅葉狩りになぜ『狩り』がつくのか。

『狩り』とは元々、
山に入って獣や鳥を捕らえる、
「鹿狩り」や「鷹狩り」
といったものにつく言葉でした。

他にも、
薬草を取る「薬狩り」や「きのこ狩り」
などがあります。

山に入って何かを取る事を
『狩り』と呼んでいました。

現在にもこの名残があり、
「いちご狩り」や「ブドウ狩り」
といったものがあります。

『狩り』の意味合いが変わったのには、
平安貴族が影響しています。

狩猟をしない平安貴族は、
草花を手に取り眺めることから、
自然を愛でることに、
『狩り』という言葉を使い始めます。

秋の紅葉を見に行くには
山に行かなければならず、

やがて、
山の紅葉や草花を鑑賞するのにも、
『狩り』という言葉が使われるようになります。

それが現代まで活きていて、
紅葉狩りというようになったわけです。

ちなみにこの紅葉狩りという言葉。
万葉集にも出ていて、
約1200年以上前には
すでに使われていた事になります。

昔は花見のことを「桜狩り」と言っていたので、
紅葉狩りと言う言葉ができたのも、
自然だったということですね。

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紅葉狩りは鬼女伝説が由来説

平安貴族の説とは別に、
もう1つ紅葉狩りの由来となった説を紹介します。

それが、
「戸隠山の鬼女伝説」
です。

信濃国の戸隠山に『紅葉』という鬼女がいました。

山を降りては村人を襲っていたため、
帝が平維茂(たいらのこれもち)に、
紅葉を退治するよう命じます。

維茂が山に向かうと、
美しい女達が、紅葉の下で宴をしていました。

美女たちに誘われるまま、
維茂も宴に参加します。

やがて維茂が酔って眠りにつくと、
美女たちが本性を表し維茂に襲いかかります。

実はこの美女たちが、
鬼女・紅葉とその手下たちでした。

罠にかかった維茂の夢の中で、
日頃から信仰していた
八幡大菩薩(はちまんだいぼさつ)が現れ、
維茂に神剣を与えます。

維茂は目を覚ますと、
与えられた神剣で
鬼女・紅葉一味を退治します。

これによって戸隠山に平和な日々が戻りました。

この鬼女伝説から、
紅葉狩りと言う言葉が生まれ、
今も使われています。

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紅葉狩りの意味や由来は?どうして『狩り』と言うの? まとめ

どうでしたか?

紅葉狩りの意味や由来には、
昔の日本人の生活が大いに影響していましたね。

鬼女伝説も昔話が由来となっているので、
こちらも日本人にとっては馴染み深いものです。

今年は紅葉狩りの由来となった
これらの出来事に思いを馳せながら、
赤く染まった山々を鑑賞すると、
いつもと違った紅葉狩りが楽しめますよ。

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