初詣の正しい参拝の仕方は?願い事が叶う願のかけ方は?
新年を迎えて初詣に行くという人は多いでしょう。
「一年の計は元旦にあり」
というぐらいですから、
初詣に行って今年の願い事をお願いしたいですよね。
ですがちょっと待って下さい!
あなたは正しい参拝の仕方を知っていますか?
参拝をするのは何も初詣だけではありません。
この機会に正しい参拝の仕方を覚えて、
神様・仏様に失礼のないようにしましょう。
また、願い事が叶う正しい願のかけ方
についても調べてみました。
目次
正しい参拝の仕方は?
それでは正しい参拝の仕方を教えます。
お参りの作法以外は、
神社でもお寺でも同じなので覚えやすいですよ。
◆1.境内に入る前に一礼
神社の場合は鳥居に、お寺の場合は山門に軽く一礼する。
鳥居や山門は神社やお寺の玄関にあたり、
外界と隔てた神聖な場所への入り口です。
聖域へ入る際に神様や仏様に失礼のないよう、
挨拶をしましょう。
◆2.参道は両端を歩く
参道の真ん中は「正中」と言い神様の通り道です。
なので参道の端を歩くようにします。
◆3.手水舎(ちょうずや)・お水舎(おみずや)
お参りする前に身の穢れを落とすため、
水で洗い流します。
そのための場所が手水舎です。
2.柄杓を左手に持ち替えて右手を清めます。
3.再び持ち替えて柄杓を右手に持ち、
左のてのひらで水を受けて口をすすぎます。
柄杓に口をつけて口をすすぐことのないように注意してください。
4.左の手のひらを清めます。
5.最後に柄杓を縦にして、
自分が持った柄の部分に水を流し元の位置にもどします。
柄杓で水をすくう回数は最初の1回だけです。
◆4.お賽銭を入れる
お賽銭を上から投げ入れるのは控えましょう。
基本手には投げ入れるのはNGですが、
賽銭箱が遠い場合は下手投げで入れるようにします。
お賽銭の金額によっては以下のような意味があります。
2枚(10円)「重ね重ねご縁がありますように」
※ご縁が遠のくという意見もあります
3枚(15円)「十分ご縁がありますように」
4枚(20円)「よいご縁がありますように」
5枚(25円)「二重にご縁がありますように」
◆5.鈴を鳴らす
鈴は1回だけ鳴らします。
鈴には魔除けや清めの意味があり
鈴を鳴らすことで汚れを祓います。
◆6.参拝する
神社とお寺で参拝の作法が違うので注意してください。
1.軽く頭を下げ、鈴を2〜3回鳴らし賽銭を入れる
2.深く2回お辞儀をする(二礼)
3.拍手を2回打つ(二拍手)
4.合掌し祈願する
5.深くお辞儀をする(一礼)
※出雲大社の場合は、
「二礼四拍手一礼」
<お寺でのお参りの作法>
1.軽く頭を下げ鐘を付き、賽銭を入れる
2.合掌して祈願する
3.軽く頭を下げる
※拍手は打たない
◆7.参拝が終わったらまっすぐ帰る
参拝が終わり境内からでたら、
鳥居・山門に向き直り一礼します。
初詣の帰り道は寄り道せずまっすぐ帰りましょう。
寄り道をすると、
途中で福を落とし、
神様の力を持ち帰れなくなる
と言われています。
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願い事が叶う願のかけ方は?
初詣に行く目的は、
願い事をするためですよね。
その願い事が叶う正しい願のかけ方を教えます。
2.自分の名前と住所を言ってから、
参拝できることに感謝して願い事を言う
3.一方的な願い事ではなく新年の抱負などを言うと良い
もともと初詣は、
1年の無事を神様に感謝したり、
収穫の報告をしたりしていました。
そのため願い事をするというよりかは、
新年の目標などを神様に誓う、
といった願のかけ方が本来の願い事のやり方です。
初詣の正しい参拝の仕方は?願い事が叶う願のかけ方は? まとめ
これで、神社に初詣に行っても、
お寺に初詣に行っても、
失礼のない正しい参拝の仕方が分かりましたね。
正しい参拝の仕方と、
正しい願のかけ方で、
新年を気持ちよくスタートさせましょう!